公開: 2019年8月5日
更新: 2019年8月xx日
核兵器の全廃を決定しようとする新しい国際条約の締結を目標とした国際連合における議論では、既に核兵器を保有している国々の反対に直面している。これらの国々の多くは、国際連合の安全保障理事会における常任理事国であり、それらの国の一つでも決議提案に反対すれば、決議をまとめることができないとする拒否権を有している。このように既に核兵器を保有していると言う事実が、国際的な国家間の交渉に影響を与える。核兵器全廃の条約締結については、核保有国は、核兵器の段階的な削減を主張する国が多い。